幼少期②

4歳頃、母の職場の男性と母と私と
休日公園に行ったりするようになる。
男の人の遊び方って新鮮で、
私はすっかり打ち解けたらしい。
そしてこの人が父になる。
祖父は大反対(また?笑)だったらしいが、
私がくっついて離れないため、渋々了承。
祖父母宅を出てアパート暮らし。
祖父母に会えないのが寂しくてよく遊びに行くが、夕方には帰される。
今でも覚えているのだが、
幼心に理解していても納得がいかず、
よく泣きわめいていた。

今思うと呆れるけど、この再婚
またもデキ婚であり、すぐに
ステップファミリーの誕生となる。
5歳になってから、突然の弟登場に
赤ちゃん返り。こうして私の天下は終わる。
この弟が本当によく泣き、寝ない子で
夜な夜なドライブに連れ回された。
夜道が怖くて嫌だった記憶がある。
そこから、さらに弟が生まれ、妹が産まれた。
お手伝いという名の元に、洗濯、掃除、自分の朝ごはん作りをしていた。
さすがの私も2番目の弟あたりから
【お姉ちゃん】という立場での
この振る舞いが嫌になり、
4番目のときは
妊娠中にも関わらず、母に
「自分だけで育てられないなら産まないでくれ」と懇願し激怒された。
でもそれくらい嫌だった。